ジョニーの戯言

仕事のこと、趣味のこと、政治のこと

桜を見る会

桜を見る会の追求は土俵を間違えている

 

野党の皆さん、相変わらず戦い方が下手です。

 

単純に

「800人以上って、調子乗りすぎだろ」

「ルールが無ければ何でもありか」

「総理大臣としてのイベントなんだから少しは自重しろ」

と攻めてれば、安倍さんは返す言葉無かったはずなんだ。

 

でも、

公職選挙法違反!」

政治資金規正法違反!」

で勝負しちゃうと、安倍さんとしては「違法じゃない証拠」をダラダラと出すことで逃げ切れちゃう。そんな姿を見せると国民はまた野党にがっかりするわけ。

 

どうして戦い方を間違えるの?

 

野党ってどうしても一撃KO狙っちゃうんだよね。

なぜかと言うと、解散するなら突風を吹かせる必要があって、風無しで解散しても、ジリジリと議席を減らすだけだし、野党同士で票を食い合う事が分かってるから。

 

だから凄まじい突風を作り出して、その風に乗って解散総選挙に臨みたいわけだ。

 

でもね、世の中そんなに甘くないの。

総理大臣に限らず、人を一人犯罪者に仕立て上げるのってそんな簡単じゃない。

 

ネットの無い時代なら出来たかもね。有権者が自らファクトチェックすることが無いから、メディアや検察が結託していくらでも犯罪者に仕立て上げられる。

 

でも今はそれが通じない。そんな事したらすぐに炎上してメディアなら社長の、検察なら長官の首がぶっ飛ぶから。

 

野党はどうしたら良いのか

 

めんどくさいし、大変だけどジリジリと支持率を高めて行くしか方法は無いんだよ。

 

ジリジリと支持率を高める為には「安倍は悪いやつ!」ってイメージ戦略だけじゃダメ。てゆうか既にそのイメージは十分についている。

 

必要なことは

「○○党の方が優秀かも」

「○○議員って頭良い」

「○○議員って誠実」って

イメージを繰り返し繰り返し刷り込んで期待感を高めること。

 

今みたいに「違法じゃ違法じゃ」と騒いで「証拠がありません」「違法とまでは言い切れません」ってオチを繰り返すと。

「やっぱり野党って頭悪い」

「やっぱり野党って怖いだけの活動家」

ってなるから、とてもじゃないけど票が取れません。

 

一時期、小池さんが政権を取りそうな気配だったのは、

「小池さんは頭が良さそう」

「小池さんは逞しい」

ってイメージからの「期待感」なんだよね。

 

野党はその小池さんに一度は乗っかろうとしたんだけど、自ら期待を萎めてしまった。

※ 日本にとってはそれで良かったが。

 

野党の皆さん、安倍政権のネガキャンはもう十分。自分たちの能力が高いことを証明する活動をしましょうね。